エクソソームは細胞と細胞の情報コミュニケーションを担う物質です。全身の体性幹細胞を活性化するほか、高い皮膚再生・血管再生作用、複数の抗炎症作用などが確認されている美容の最先端成分です。
有効成分<アジアチコサイド>を95%含みます。炎症抑制効果・美白効果・肌修復効果を兼ね備えています。メラニン生成メカニズムの始まりである炎症を抑制し、抗酸化作用により炎症後の色素沈着を防ぐ効果があります。
厚生労働省の認定している数少ない美白有効成分で、メラニン色素の合成に関わる酵素であるチロシナーゼに直接作用し、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の合成を阻害する働きがあります。
■各種サイトカインが豊富
臍帯血幹細胞由来のエクソソームには各種サイトカインが豊富に含まれています。EGFに関しては、脂肪由来幹細胞培養上清液エクソソームと比較すると約8倍多く含有されています。臍帯血由来の幹細胞は、死亡するまで多くの増殖因子を分泌しており、細胞の増殖機能や免疫の調整に優れた細胞であるため、数種のエクソソームを豊富に含まれています。
■若返り因子:GDF11
注目の若返り因子「GDF11」の含有量が脂肪由来、骨髄由来と比較して臍帯血由来のエクソソームは約60倍含有されていることが確認されています。GDF11は、ハーバード大学のグループが若返り因子としての機能を発見したことで注目されています。
■数値で見るヒト臍帯血幹細胞由来エクソソーム
臍帯血由来幹細胞培養上清液と脂肪由来幹細胞培養上清液に含まれるエクソソームのサイズが比較できるように、臍帯血由来は80nmから160nm、脂肪由来は180nmから300nmに分布していて、臍帯血由来の方がサイズが小さく、数も多いことがわかります。